水尾博名誉教授が平成29年度秋の叙勲「瑞宝中綬章」を受章

本研究室の名誉教授である水尾博(比呂志)先生が、平成29年度秋の叙勲 「瑞宝中綬章」を受章されました。

水尾博氏は国内各地、アジア各国において民芸・工芸調査を実施し、日本美術史、工芸学、民族芸術学、造形学の教育研究活動に従事されました。とくに日本美術史において「用の美学」を提唱し、講義、講演等を精力的に実施するなど日本の民芸活動の普及に貢献され、研究成果を美術史論、随想、人物誌等多くの著作を公表されました。

本学においては、昭和45年4月に教授に就任され、美学美術史研究室に所属し、多年にわたる教育研究活動に従事し、著名な学者・研究者として功績を残されました。
昭和61年4月に武蔵野美術大学美術資料図書館長、昭和61年12月に武蔵野美術大学学長・同短期大学部学長に就任され、平成14年3月に定年にて退職されるまで40年以上にわたって日本美術史・工芸学の教育・研究に努め、平成14年4月に本学名誉教授になられ今日に至っています。

オープンキャンパス2017

オープンキャンパス2017 【終了しました】

◎専任教員や修了生の活動、院生の研究内容等をパネルで紹介します。
◎専任教員による進学相談会を行ないます。

開催日程:2017年6月10日(土)~2017年6月11日(日)
両日10:00-16:30 *入退場自由
開催場所: 武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 12号館1階

MUSABI OPEN CAMPUS 2017 公式サイト

 

◯専任教員による進学相談会
〈 日時:10日(土)・11日(日)ともに13:30-16:00、場所 :12号館7階709 〉
事前予約の方を優先させていただきます。希望者は相談内容を記入の上、メールにてご予約ください。
e-mail : bisiken@musabi.ac.jp

 

モダンリビングへの夢―産業工芸試験所の活動から

◎柏木博名誉教授が特別監修をしています。

モダンリビングへの夢―産業工芸試験所の活動から
Dreaming of Modern Living – The Industrial Arts Institute’s Activities

 

会 期|
2017年5月22日(月)-8月13日(日)
休館日|
日曜日、祝日  ※6月11日(日)、7月17日(月・祝)、8月13日(日)は特別開館
時 間|
10:00-18:00(土曜日、 特別開館日は17:00閉館)
入館料|
無料
会 場|
武蔵野美術大学美術館 展示室2
主 催|
武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催|
武蔵野美術大学 造形研究センター
監 修|
髙島直之(武蔵野美術大学 芸術文化学科教授)
柏木 博(武蔵野美術大学名誉教授)*特別監修

産業工芸試験所は、商工省工芸指導所(1928年設立)が1952年に改組した通産省下の研究所で、国の機関として産業振興のためのデザイン・工芸の研究を行った。本展では、1950年代から60年代を中心に、この産工試による試作品や国内外で収集された参考品を紹介、戦後復興期から高度経済成長期の日本が目指したデザイン、そして生活像を探る。

詳しくはこちらをご覧ください。

[関連企画]

■鼎談
日 時|
2017年6月24日(土)14:00-15:30(13:30開場)
会 場|
武蔵野美術大学 美術館ホール
出演者|
藤森照信(建築史家、建築家、東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長)
高島直之(武蔵野美術大学芸術文化学科 教授)
※諸般の事情により、柏木博先生の出演は中止となりました。

 

芦原義信建築アーカイブ展―モダニズムにかけた夢

◎松葉一清教授、田中正之教授が監修をしています。

芦原義信建築アーカイブ展―モダニズムにかけた夢
The Yoshinobu Ashihara Architectural Archives: Dreaming Modernism

会 期|2017年5月22日(月)-8月13日(日)
休館日|日曜日、祝日  ※6月11日(日)、7月17日(月・祝)、8月13日(日)は特別開館
時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入館料|無料
会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室1・3・4・5
主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催|武蔵野美術大学 造形研究センター
協 力|芦原建築設計研究所
監 修|松葉一清(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)
田中正之(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)

モダニズムの盛期1950年から70年代に数々の名建築を手がけた芦原義信の活動の軌跡を、武蔵野美術大学所蔵「芦原義信建築資料アーカイブ」の図面、写真、模型によってたどる。本学キャンパスなど代表作11点の紹介に加え、米ハーバード大留学時代の課題図面など貴重な資料も展示。全作品300件のデジタルデータ、タイムラプス映像、撮り下ろしの建築写真によって、建築アーカイブのあり方も提言する。

詳しくはこちらをご覧ください。

[関連企画]

■講演会「芦原義信建築アーカイブについて」

日 時|2017年5月27日(土)16:00-17:30(予定)
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください

1.講演
「アーカイブの意義 父が残そうとしたもの(仮)」
出演者|芦原太郎(芦原建築設計研究所 所長/建築家)
2.鼎談
「芦原義信建築アーカイブとその可能性について」
出演者|芦原太郎(芦原建築設計研究所 所長/建築家)
田中正之(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)
松葉一清(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)

 

■ツアー「設計者とまわるムサビキャンパス」

キャンパス設計に携わった方を講師に迎え一緒にキャンパスを巡り、設計のコンセプトや建築にまつわるエピソードなど実際の建築を見ながら語って頂きます。

日 時
2017年5月27日(土)14:30-
石岡俊二(元芦原建築設計研究所 管理建築士)
2017年6月10日(土) 14:30-
児島学敏(都市文化研究室代表/元芦原建築設計研究所 設計部長)
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール ※トークの後にキャンパスをまわります。
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください

平成29年度より研究生制度を導入します

武蔵野美術大学造形文化・美学美術史研究室では、平成29(2017)年度より研究生(「学部研究生」「大学院研究生」「外国人研究生」)の受け入れを行います。
概要は以下のとおりです。

「学部研究生」
国の内外において、学校教育における16年の課程を修了または2017年3月31日までに修了の見込みの者で、学士の学位を有する者が、1年間の研究期間にそれぞれの研究領域において、担当指導教員のもと、本学の修士課程への進学を目指す準備教育として、または自身の専門領域を深める事を目的に入学するものです。

「大学院研究生」
国の内外において、学校教育における18年の課程を修了または2017年3月31日までに修了の見込みの者で、修士の学位を有する者が、1年間の研究期間にそれぞれの研究領域において、担当指導教員のもと、本学の博士後期課程への進学を目指す準備教育として、または自身の専門領域をより深める事を目的に入学するものです。

「外国人研究生」
日本国籍を有しない者又は日本国の永住許可(特別永住者)を得ていない者で、国の内外において学校教育16年の課程を修了した者が、担当指導教員のもと、1年間の研究期間で本学の修士課程への進学を目指す準備教育として、または自身の専門領域を深める事を目的に入学するものです。また、週5科目の日本語講座を受け、日本語授業を受講するに足る語学力を身に付ける事も目標とします。

募集人員
各研究領域において若干名の募集

研究期間
研究期間は1年間

併願について
各研究生制度ならびに研究領域の併願はできません。なお、その他の入試制度の利用(併願)は、それぞれの入試制度の出願資格を満たしていれば出願することができます。

検定料
10,000円

スケジュール(予定)

受付期間 平成28(2016)年12月1日(木)〜12月15日(木)
試験実施日 平成29(2017)年1月25日(水)~1月26日(木)
合格発表 平成29(2017)年1月28日(土)

詳しい募集要項・出願書類はこちら

ムサビのデザインⅥ:みんなのへや

◎柏木博教授、田中正之教授が監修しています。
◎柏木博教授と松葉一清教授の対談、田中正之教授の講演が予定されています。
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ムサビのデザインⅥ:みんなのへや

会 期|9月5日(月)-11月12日(土)
休館日|日曜日、祝日 ※10月2日(日)、10月30日(日)は特別開館
時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入館料|無料
会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室3
主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催|武蔵野美術大学 造形研究センター
協 力|カール・ハンセン&サン ジャパン株式会社
ハーマンミラージャパン株式会社
フリッツ・ハンセン日本支社

監 修|柏木 博(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)
田中正之(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)

会場デザイン五十嵐久枝(武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科教授)
会場照明デザイン山下裕子(有限会社 ワイ・ツー・ライティングデザイン)

所蔵作品から近現代デザイン史を概観する「ムサビのデザイン」シリーズ第6弾。20世紀デザインの様相を生活空間という視点から紹介する。日本・アメリカ・ヨーロッパの様々な時代や国からそれを代表する生活用品によって室内を構成し、生活の場という空間創造のあり方を紹介する。

詳しくはこちらをご覧ください。

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講演 「モダン・リビング」の室内:イームズ・デザインとアートのキアズム

日 時|2016年10月1日(土)13:00-14:00
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください
出演者|田中正之(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)


対談 みんなのへや

日 時|2016年10月1日(土)14:00-15:30
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください
出演者|柏木 博(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)
松葉一清(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)

あかり / AKALI デザインされた日本の光

◎柏木博教授がトークイベントに登壇します。
あかり

あかり / AKALI デザインされた日本の光

会 期|9月5日(月)-11月12日(土)
休館日|日曜日、祝日 ※10月2日(日)、10月30日(日)は特別開館
時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入館料|無料
会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室1、4、5
主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
共 催|武蔵野美術大学 造形研究センター
監 修|藤原 工(武蔵野美術大学 造形研究センター客員研究員/株式会社 灯工舎)

19世紀半ばに西洋技術が輸入されるまで、1千年以上にわたり日本の「あかり」は独自の進化を遂げてきた。そこでは、光として炎をとり扱う技術に日本の文化風土が合わさり、世界でも類をみない多くの「あかり」がデザインされた。本展では当館所蔵コレクションをもとに、「あかり」の全体像を俯瞰し、日本の光とそのデザインのエッセンスを掴み出す。

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トークイベント 祝祭とあかり

日 時|2016年9月12日(月)17:00-18:00
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください
出演者|藤原 工(武蔵野美術大学 造形研究センター客員研究員/株式会社灯工舎)
柏木 博(武蔵野美術大学 造形文化・美学美術史教授)

上記の他にもイベントが予定されています。詳しくはこちらをご覧ください。